スター・ウォーズ一つも見たことないけど、フォースの覚醒見てきました
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」見てきました。
スター・ウォーズシリーズは、そのうち見よう見ようと思いながら結局見ずじまいで、今まで生きてしまいました。ここまで来たらエピソード7デビューも面白いだろうと開き直って、シリーズの予習を一切なしで映画館へ
おー、ハリスン・フォード。で、この人誰? ハン・ソロ? え、誰? ルーク・スカイウォーカーが456の主役だってのはかろうじて知ってるけど、この人みんな知ってんの? やだ! 知らないのアタシだけ!?
と、いった風に、7デビューは散々な結果になりました
せっかくのご縁なので、これから、456123をシリーズ通して見るつもりなのですが、その前にいきなり7を見た感想を書き留めておきます
そうすれば、数十年前に埋めたタイムカプセルの厨二作文を赤面して読むような気持ちを、たった映画6本見る時間で得られるかもしれませんから
で、感想。早速6本見終わった未来の自分が全力で殴りにきそうなことを言いますが、ぶっちゃけ初見に厳しい作りですよね。この映画
前作のエピソード3が10年前、今回の7に対してシリーズ連番としての前作のエピソード6が実に30年以上前なんだから、僕のような、今回が初見って人はそれほど珍しくないはず
別に過去作のあらすじをダイジェストでやれと言うわけでなく、何にも知らない一見さんでも、単体の映画として、とりあえず浅い楽しみ方ができるような作りにはできなかったのかなと、で、面白かったら過去作も見てね! という感じに
本作初登場で新シリーズのメインキャラクターとなりそうな、レイとフィン。あとBB-8についてはしっかりキャラクター造形が描写されています。
さすがにレイは主役っぽいので、多くはまだボカされています。フォースが発動し、スカイウォーカーのライトセイバーとも因縁浅からぬ描写を見ると、彼女が待ち続けている「家族」もシリーズの系譜に繋がる重要人物なのでしょう
そして、それは次回作で語られるのでしょうが、このまま予習しないで見ると。ほー、この思わせぶりに出てきたこの人がレイの父かー。で、誰? この人みんな知ってんの? やだ! 知らないのアタシだけ!?
という状態になりそうですので、今回のところはボカしていただいてありがたいです
フィンは冒頭、ヘルメットに付けられた血糊の手形が 、その他大勢の兵士の中から選ばれたスティグマ(聖痕)として機能し、FNなんたらという記号からフィンという名を与えられる洗礼を経て、だんだん一個人としてアイデンティティを形成していく過程は大変分かりやすいです
ただこれだけ分かりやすい即席のイニシエーションって死亡フラグだよなあとか思わないでもないですが
そして、BB-8。可愛い。すごい。すごい可愛い。ボールにモチが乗っかってるだけのデザインなのに、アクションも芝居もオールラウンドにこなす名優っぷり。ロボ萌え的に大変ポイント高いです
と、一見さん接待モードだったのはここまで。レジスタンスの幹部っぽいハン・ソロが出てきて、レジスタンスのボスの姫将軍って誰? ナウシカとクシャナ足して2で割ったような人なの? とか思ってたら、ナウシカとクシャナ足して30年経った感じの方が出てきて、そうだよね。ナウシカ劇場版も、もう30年以上前の話だもんね。と、しみじみ
今シリーズのラスボスっぽい、えらくキレやすいダース・ベイダーが出てくるといよいよ人間関係がわけわからなくなります
結局見終わってストーリーまとめてみると
伝説の勇者の地図を敵に奪われないように先んじて解読して、伝説の勇者に会いに行きました
おわり
浅い。浅いよ。登場人物の人間関係がわからない一見さんが遊べるプール、すっごい浅いよ
こんな浅瀬じゃBB-8たんとぱちゃぱちゃするくらいしかすることがないです
思えば2015年は有名タイトルの続編、リブートが多かった年でした。
同じ監督が作り続けているマッドマックス。既にジェームズ・キャメロンの手を離れて久しいターミネーターと違って、スター・ウォーズは今回初めてジョージ・ルーカスの手を離れて制作されたため、色々各方面に配慮が必要だったんだろうなあというのは容易に想像がつきますので、まあその、なんだ
とりあえずこれからシリーズを4から順に見ていくとします